Professional Designers Labo

for next creators

明日のクリエイターのために

マーケットインからプロダクトアウトへ

ファッション業界は、ファッションデザイナーやファッションメーカーが流行を発信し、消費者をリードするプロダクトアウトの考え方で成長を遂げてきました。
しかし現在は、マーケットインに基づき、大量生産、生産性の向上、収益力の向上、などを名目にファッションの価値観が下がり、同質化してきています。
特にファッションを旺盛に消費する若者世代のゾーンはどのブランドも個性が埋没しています。しかし、若きクリエーターの中に、もっとのびのびと創作したい、自分のオリジナルブランドを立ち上げたい。そんな夢を抱く明日の若きクリエイター達はまだまだたくさんいます。そんな若きクリエイターを応援するため、学校の設備や施設を開放し、ノウハウを教授します。ファッションスクールと新進気鋭のデザイナーたちがあなたの夢の実現の後押しをします。

専門学校ファッションカレッジ桜丘
校長 関 太

はじめに

今まで数々の国や学校で勉強してきて、色々な教育方針があることを知りました。
その中で日本の教育のいいところ、問題点、海外の学校のいいところや問題点があるとずっと思っていました。
そして、海外で経験をし、帰国していざ自分のブランドを出そうと思ったときに、まず何をすればいいのかというところで、大きな壁にぶち当たりました。
学校で教えてもらっていたような縫製やパターンの初歩的な知識よりももっともっと必要な知識があり、そこの部分をなぜ学校では教えてくれなかったのだろうというもどかしさがずっとあり、自分のブランドを出したいという志を持った若いデザイナーたちはもっとちゃんとした知識の元、実際にブランド運営をしている現役デザイナーの生の声を聴きながら、作業できる場などがあればどれだけいいことなのだろうか?という思いがずっとありました。
若い人たちが自分たちでブランドを出して成功できる可能性を、もっともっと僕たち少しでも経験あるデザイナーが知識と経験とコネクションを与え、可能性の芽を伸ばしてあげることができたらと思いました。
そのための環境づくりや交流の場としてこのプロフェッショナル・デザイナーズ・ラボという場を提供プロデュースしようと考えました。

デザイナーになるためにはまず何をしなければいけないのか?若く無知だった僕自身、まずは服を作り合同展示会に出す、というざっくりとした考えを持ちブランドをスタートしました。
生地や付属をどこで買えばいいのか?売れてからの量産方法、上代の決め方、生地加工の背景など何も考えずにがむしゃらにブランドを始めるところからスタートをして、運よく様々な人に助けられ今日まで何とか続けてくることができました。
しかし、もっと才能があり面白い作品を作るポテンシャルを持っていたのに、取り掛かりとやり方を間違ってしまい日の目を見ないまま、やむなく諦めなければならなくなってしまった若手デザイナーも沢山いたと思います。
もちろん僕たちのやり方がすべて正しいというわけではなく、道筋は100人いれば100通りあると思います。しかし、少しでも僕らの経験と知識を次の若い世代に伝えて、若手デザイナーがもっと出てきて業界全体が盛り上がって、皆が目指したいと思えるような職業になればいいなと思っています。

小野 原誠

What’s Professional designers labo

新進気鋭の若手デザイナーが、これからブランドを出しビジネスをしていきたい、ブランドを出すための準備をしているが作業スペースがない、という人を対象にデザイナーとして自立できる知識と技術を直接指導します。
様々な志を持ったデザイナーの卵たちが同じ場所で出会い情報交換をし、ブランド運営にかかわる一通りの流れを現役デザイナーから受講できるLABOとして提供できればと思っています。

対象

専門学校2年または、美術系大学卒業者など
ファッションデザイナーとして仕事をしたい方
現役のデザイナーによるアドバイスを受けてデザインの幅を広げたい方
ブランドを出す準備をしているがアトリエなどの作業スペースに困っている方

PROFESSOR

講師紹介

講師 小野原誠

小野 原誠
1981年6月生まれ。2002年3月、目白デザイン専門学校卒業。03年6月、London College of Fashion Foundation(LCF)卒業後、同年9月にRoyal College of Fine Art Antwerp
(アントワープ王立芸術アカデミー)に入学する。
在学中にロンドンのデザイナーBora Aksu氏に出会い中退。
氏の元で経験を積み、帰国後motonari ono設立。

10年、世界最大のファッションコンテスト「MANGO Fashion Awards」*のファイナリスト10名に選出されバルセロナでコレクション発表。
08-09AW collectionよりJapan Fashion Week 参加。
10年7月 インドで行われたIIJW(インドジュエリーコレクション)に参加。
10年11月 ロシアで行われるAURORA FASHION WEEKに招待されコレクションを発表。
11年10月、メルセデスベンツファッションウィークトウキョウにてDHLアワード受賞。
*スペインの大手アパレル「マンゴ (MANGO)」が主催する世界最大規模のコンテスト。2年に一度開催され、昨年は3回目。

12年2月、New York Fashion Week にてLEATHER JAPANにてインスタレーション形式で作品を発表。
13年5月世界的コンペティションINTERNATIONAL WOOLMARK PRIZEの日本代表デザイナーに選出される。
13年10月インドネシアで行われているジャカルタファッションウィークに招聘デザイナーとしてコレクションを発表。
14年5月INTERNATIONAL WOOLMARK PRIZEの日本代表デザイナーに二度目の選出をされる。
http://motonari-ono.com facebookinstagramtwitter

講師 坂口英明
坂口 英明
pro2_03pro2_02pro2_011973年生まれ。法政大学工学部建築学科にてアーキテクチャー、インテリアデザイン専攻。またパターンメイキングスクールにてパターンメイキング、縫製を学ぶ。デザイナーズメゾンを経て2002 年自身のレーベル ”JELLY GARCIA premium wear” をスタート。
2009 年 ”The Dress & Co. HIDEAKI SAKAGUCHI” と改め海外展で高い評価を受け、東京コレクションに 参加。
NEW YORK,PARIS で展示会、TOKYO でショー形式にて 11 シーズンコレクションを発表。同時に 様々な企業、ブランドとのコラボレーションやデザイン契約を展開し、2014 年同社を退社。
新たにデザインとディレクション、パターンメイキングをフリーランスで行う坂口英明事務所を設立し、2015 SSよりオリジナルレーベル<Mannequins JAPON>( マヌカンズジャポン ) をスタート。

Brand Concept
日本人としてのデザイナー坂口英明が考える〈色気のあるヒト(モデル)〉をプロダクトを通じて表現、啓蒙し、探る度( レーベル)。

Product Concept
今この時代に存在する意味や谷地がある服(プロダクト)。色気があり且つ整合性のあるカッティング。

Approach Elements
一つ一つのプロダクトに明確な背景やストーリーがありプロダクト毎にフォーカスできるアウトプットの仕方を探る。
消費されない〈デザイン〉〈テクスチャー〉を設計し製作することを目指す。
アイテム、シーズン、型数、カテゴリーから流通の仕方まですべてを限定せず上記のフィロソフィーに貫かれているプロダクトのみ製作、発表していく。
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PROCESS

PROCESS

FACILITIES

設備
教室 専門学校ファッションカレッジ桜丘の教室を使用します。
アパレルCAD ソフトは、東レのクレアコンポです。
スキャナー、プロッターも使用できます。
ミシン 工業用ミシン、職業用ミシン、ロックミシンなど
アイロン バキューム付きアイロン
トルソー レディス(工業用7号・9号、ディスプレイ用など)、メンズ、子供など
裁断台 100×200など
パソコンソフト Illustrator(イラストレーター)、Photoshop(フォトショップ)、PowerPoint(パワーポイント)など

APPLICATION

入学案内

見学を希望される方は事前にご連絡を下さい。

費  用 入学金20,000円 受講料300,000円
※すべて税込みの金額です
※入学金は初回受講の場合のみ必要となります。(継続受講の方は必要ありません)
※途中解約は受け付けできませんので、ご了承ください。
※分納を希望される方は、ご相談ください。
<費用に含まれる物>
受講日は講義後も16時まで教室を使用できます。
受講日以外の平日9時~17時にも設備を自由に使用することができます(学校の定める休日は除く)。
支払期限 要問合せ
期  間 6ヶ月
応募資格 服飾分野専門学校2年生卒業程度または服飾、美術系大学卒業者など。
合否について 書類審査の上、合否についてご連絡いたします。合格の方は、受講料を期日までにお振込みください。(振込先は合格者の方にご連絡いたします)
申し込み方法 下記アプリケーションフォームよりお申し込みください。
申し込み期限 要問合せ
書類提出先 学校法人 桜丘学園 専門学校ファッションカレッジ桜丘
プロフェッショナル・デザイナーズ・ラボ 宛
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-5-13
TEL:03-3265-2821 FAX:03-3265-2824

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